退職について

自分は3年前のインターンシップである材料メーカーに行ったのだけれども、そこの人たちのことを今もたまに思い出す。あの人たちと働くことができたらいいなとか、あの人たちみたいになりたいなとかそんなことだけど。

そこの人たちは初対面の自分に興味を持ってくれていろいろ聞いてくれたり話かけてくれたり。

当時の自分にとって人付き合いの方法とは、自分は他人の役に立てるスキルや楽しませる話のネタが必要で、そういうものがないと他人から興味を持ってもらったり必要とされたりしないものだと当たり前のように思っていた。

人と付き合っていくうえで、ある程度はそういう貢献も必要とは思うのだけど、初対面のときは、そういう人となりを知るためにも興味を持つというマインドがあるほうがいいのかもと思う。

インターンをしていたころは、そんな人たちに囲まれていたおかげもあって、自分には価値があると思えたし、安心できる環境で仕事できたため自分のできる範囲で100%の力をだしきろうと思うことができた。インターンを終えて数年がたち、自分のスキルもついてきたときには、またあのように働くことができたら、自分にも貢献できることがあるとも自信もついてきていたし、貢献したいとも思った。

でも今の会社はそういう環境ではなく、新人に対して話しかけてくれる感じではなかった。

自分の機嫌は自分でとるなんていうのは当たり前だとも思っているので、自分から話しかけて関係を築いていくべきだ。でも自分にとってそれは大変なことだ。でもこんな不満を持ち続けて働き続けることはもう精神的に限界だと思ったし、子供じみていて恥ずかしいと思う。

だから苦手なことを努力するのではなく、得意なことを磨けるように退職しようと思う。

まだ得意なことをどうやって磨けばいいかはわからない。し、得意なことを活かそうと始めたブログもうまくいかないと思い悩んで三日坊主になってしまっている。それでも頑張っていこうと思う。いつかスキルも身について、他人のことを好きになれるように。